【パリ共同】トライアスロンのパリ・パラリンピックのテスト大会は19日、パリ市内で行われ、本番会場となるセーヌ川の水質の検査結果に問題があったとしてスイムが中止となり、ランとバイクによるデュアスロンに変更となった。大会組織委員会のエスタンゲ会長は記者会見で「水質に満足できなければ(来年の本大会で)より良い状態の日にレースを変更する考えもある」と話した。

 国際統括団体、世界トライアスロンはスイム中止の決定について「選手の健康と安全のため」としている。セーヌ川では五輪テスト大会を兼ねたオープンウオーターのW杯が6日に開催予定だったが、直前の大雨の影響で水質が悪化し、中止となった。